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携帯が その4 [登山]

咄嗟に足元を見ると、間の悪いことに自分は石畳の斜面の上に立っているではないですか。
落下した携帯は画面側から石畳と衝突し、画面を下にしたまま石畳の斜面を滑り落ちて行きます。

ガシャン、ガリガリガリガリガリガリッ!!
「あぁあっぁーーーーーーーー!!!!」
山中で思わず悲鳴をあげてしまいました。悲鳴をあげたの人生初かも(汗

登山道のほとんどが枯葉の積もった土の道、でも携帯が落下したのは石畳の斜面。
落下したのは画面側から。しかもそのまま斜面を5mほど滑降。
何という運の悪さでしょうか。

斜面を下り携帯を拾い上げ、恐る恐る画面を確認します。
どうやら画面側右上角から落下したようで、角が少々潰れています。

ハードカバーは取り付けていたのですが、画面側角は保護しておらず損傷。
しかし、カバーのお蔭で斜面を滑降した際の擦り傷は無し。

ぱっと見た目の損傷は軽微。あとは無事操作が出来るかどうかが問題です。
逸る気持ちを抑えながら電源ボタンを押します。

パッと画面が明るくなり、トップメニューが表示されます。
派手に滑り落ちていっただけに電源が生きていたことに安堵の溜息が漏れます。

しかし、画面操作しているとすぐに違和感に気づきます。
部分的にタッチパネルが反応しません。

再度、携帯の損傷をチェックします。
画面には擦り傷は入っておらず右上角だけが痛々しく潰れています。

あれっ、嫌な予感がします。
角がこんなに潰れてそれだけで済むだろうか・・・

恐る恐る画面を角度を変えながらじっくり見ます。
画面右上角から画面左側中央にかけて痛々しい細い亀裂が刻まれていました。

人生2度目の悲鳴をあげることになるのでした。

つづく


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タグ:登山 携帯
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